7月に入り、毎日暑い日が続いています。
皆様、体調を崩していないでしょうか?
ラシエ内でもご利用者様・スタッフ共に水分補給の励行を行っておりますが、真夏の体調の変化に「熱中症」「脱水症」があります。

熱中症に関して:日本気象推進協会ホームページ
出典:熱中症ゼロへ 日本気象推進協会

熱中症は予防・対策が何よりも大切です。
予防・対策には様々な工夫がありますが、ここでは効率の良い水分補給についてお伝えしたいと思います。
スポーツドリンクなどを飲む方も多いかと思いますが、普通の水と何が違うのでしょうか?
ポイントは水分・塩分・糖分のバランスです。

人間の体液は成人で60%を占めており、体液はおおよそ水分+塩分でできています。
より体液に近いバランスの水分を摂ることで、効率よく水分が体内へ吸収されていきます。

スポーツドリンクには塩分だけでなくカリウムやマグネシウム、血中の水分保持を高くする糖分などがバランスよく入っているからです。
ただし、スポーツドリンクは美味しく飲みやすいように工夫されているため、糖分がやや多めに入っていたり、値段が高めのこともあり、夏の間ずっと飲み続けるのは大変かもしれません。
また、脱水症状が顕著に出ている場合は、スポーツドリンクよりも、より濃度を濃くした経口補給水が必要となります。
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今回は、そんな夏場飲料水ご自身手作りする方法をご紹介してみたいと思います。

■経口補水液の基本バランス(目安)
水1リットル
塩分3g
糖分40g

※急遽の水分補給が必要でない場合は、塩分と糖分は上記の半量程度にしてつくります。
糖分はハチミツで代用することで、よりまろやかな甘さになります。

他にレモン1/2個を絞る・梅干しをつぶして加える、などの工夫をすると飲みやすくなります。他にもハーブを加えたり、梅酢を加える方なんかもおり、自由にカスタマイズできるので、色々と試してみてください!手作りの場合はその日のうちに飲み切ってください。

摂取した水分は一気に摂取しても吸収されずに排出されてしまいます。
一日、6~8回に分けてこまめに補給するよう心掛けましょう。

また、カフェイン飲料には利尿作用があり、脱水時の水分補給には適しません。
他にもアルコールは脱水を引き起こす恐れがあるため夏場の飲酒にはより注意が必要です!
適切な水分補給で暑い夏を一緒に乗り切りましょう!

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