支援員Tは二児の母で、子どもたちのために日々さまざまな絵本をリサーチするのが日課なのですが、子どもたちが飽きずに好きで大人の私も大好きなのが「ノンタン」シリーズの絵本です。

ノンタンは1976年に第一作が刊行された絵本で、大人のみなさんも子どもの頃読んでいたという方も多いのではないでしょうか。
シリーズは全33作で、作者のキヨノサチコさんは2008年に亡くなられたため、現在新しいシリーズは刊行されていません。しかし、現在も絶大な人気で多くの人に愛されている絵本です。

ノンタンは子どもたちからとても愛されるキャラクターですが、大人の意見として“いたずらが大好きなノンタンの話をあまり子どもに読ませたくない”という声も少なからずあるそうです。
ノンタンは“親が求めるいい子”としては描かれていないのです。

支援員Tも最初、ノンタンのいたずらを面白そうに笑う子どもたちの姿を見て“真似したら困るな”という気持ちが少なからずありました。
しかし、私は子どもたちが何かノンタンのようないたずらをしたときに「ノンタンがそれをした時、うさぎさんやくまさん(ノンタンの仲間たち)は何て言っていたかな?どんな気持ちだったのかな?」と話しました。
すると子どもは「やめなって言っていたし、いやだって言っていた」と、ノンタンの絵本で描かれている“仲間の言葉に耳を傾けきちんとルールを守ることで仲良く遊ぶことや楽しく過ごすことができるんだ!”という本来のメッセージをしっかり受け止められていたことが分かりました。

子どものいたずらに大人は「ダメ」「やめて」と抑圧しがちですが、子どもはいたずらが大好きです。
良い子な姿だけが描かれている絵本は大人が求める良作ではあるかもしれませんが、子どもにとって面白いかは、また別ですね。
お友達を傷つけたり危険が伴ういたずらはきちんと叱るべきですが、子どもらしく笑顔でささいないたずらを楽しむ姿は、笑って受け止められる親で居たいな、とノンタンから私は学びました。

ノンタンは、以前ラシエのブログ(ヘルプマークについて)でも紹介したヘルプカードのキャラクターとしても起用されています。→ノンタンのヘルプマークホームページ
12歳以下のお子様が対象で大人がもらえないのは残念ですが、とても可愛らしいです。

ノンタンの絵本は図書館でもほぼ置いてある作品なので、大人の方でも読むと童心に返れるかもしれません。是非読んでみてくださいね!

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