今回は支援員Aのオススメ、温かい部屋での読書にピッタリな本を紹介します!

植物図鑑」著書:有川浩

あらすじ
ある冬の晩。終業後の飲み会から自宅マンションに帰ってきた主人公のさやかは、マンションの前で行き倒れている1人の男を見つける。
所持金が尽き、困窮極まっていたその男は「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」「咬みません。躾のできた良い子です」と、さやかに一晩の寝床と食事を求めてきた。
自分を捨て犬になぞらえたその物言いを面白がったさやかは、つい彼を部屋に上げてしまい、カップラーメンと風呂場を提供することにした。
翌朝、鼻をくすぐる料理の匂いで目覚めたさやかは、使えるものはないと思っていた冷蔵庫の有り合わせだけで男が朝食を作っていたことと、その味に驚く。
出て行こうとする男が惜しくなったさやかは、「行くあてがないなら、ここにいたらいい」と、無理矢理引き止める。条件は寝床の提供と生活費の管理権、それに家事全般をこなしてもらうこと。
男は躊躇したものの、そもそも困窮していたことは確かだったこともあり、しばし考えてその提案を受けた。男は「イツキ」と名乗ったが、それ以外は話してくれない。問い詰めることでイツキが去ってしまうことを想像してしまったさやかは、何も聞かなかった。(出典:ウィキペディア)

 
普通なら考えられない設定から始まる物語ですが、仕事のミスが重なり、生活もひどく荒れていた主人公のさやかがイツキの趣味である“野草採取”によって心の余裕を持ち始めます。
幸せな日常を送っていた二人ですが、突然イツキがさやかの前から消えてしまいます。
なぜ消えたのか、いったいイツキは何者なのか考えながら、さやかの気持ちに変化が現れていく物語です。

そして2016年にはさやか役に高畑充希さん・イツキ役に岩田剛典さんで映画化もされています。小説とはまた違った印象が見られる映画もオススメです!

読書は集中力を鍛えるとともに日常とは違う物語の世界に入り込むことができ、良いリフレッシュになりますので大変オススメですよ!

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