梅雨、皆様はどうお過ごしでしょうか?

梅雨といえば思い浮かべるのは「」ですね。
育てやすいとも言われている紫陽花の事を今回話していきたいと思います。

高い人気を誇る紫陽花ですが、それを証明するかのように
現在、紫陽花の種類は2000種以上もあるそうです。

紫陽花の名前の由来は「あづ(小さいものが集まる)」と「さあい(真藍=藍色の花)
を合わせて、小さな青い花が集まって咲いてる花という意味が込められています。
この「あづさあい」が時を経て段々と「あじさい」と呼ばれるようになったそうです。

ここで気になるのは、「」と書いて「」と読むのはさすがに無理があるように感じました。

漢字の由来は「白氏文集律詩」と呼ばれる漢詩集の中にある白楽天の詩を平安時代の歌人兼学者である源順(みなもとのしたごう)が読み、そこに出てくる「紫陽花」という花を「あじさい」と勘違いしたことが理由だそうです。

その勘違いが広まって「」となったようです。
なぜ勘違いかというと、白楽天が生きていた唐の時代の中国に「あじさい」は咲いていなかったのです。

漢字をみると確かに「あじさい」を連想しますし、とても合っていると感じるので勘違いしてしまったことも頷けますね。

様々な色がある紫陽花ですが、その花の色にはこんな秘密がありました。
なんと土のph値(水素イオン濃度指数)で花の色が変わるのです。
土壌が酸性なら青、アルカリ性なら赤、中間なら紫色の花を咲かせます。
ただ、品種改良されているものは変わりません。

紫陽花の花言葉ですが今までは「移り気」「無常」「浮気」…と良くないイメージのものが多いです。
咲き始めから徐々に色づくことと、土壌によって色が変わることからこのような花言葉が付いたそうです。
しかし紫陽花の場合、花の色によって花言葉も変わります。
青=辛抱強い愛情  ピンク=元気な女性  白=寛容
他にも悪い意味合いのものだけでなく、良い意味合いのものでは「家族団欒」や「家族愛」といった花言葉も注目され結婚式や母の日にプレゼントされているようです!

冒頭でもあげましたがとても育てやすく、他の草木と比べ葉の気孔が多く水をたくさん欲しがりますが、ちゃんと水を与えれば日陰でも育ちます。
正に梅雨にはもってこいの植物ですね!

6月6日にはを逆さまに吊るしておくと厄除けの効果があるそうです。
吊るす場所によって効果が違うようで、玄関なら厄除けとお金が貯まる効果、部屋ならお金に苦労しないという効果、トイレなら婦人病予防に効果があるそうです。
根付かないが寝付かないに通じているからだといわれています。

今年の梅雨を育てて、観賞して楽しみ、厄除けもしてもらうのはいかがでしょうか?

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