今回は夏の楽しみの一つ、花火の話をしていきます。
そもそも花火はいつ誕生したのでしょうか?
花火の起源は諸説あるそうですが、花火のもとになる火薬は、古代中国で発明されたといわれています。
煙を使用し合図や居場所を教えたりする際に用いる通信手段の狼煙(のろし)が火薬や技術の発展につながったそうです。
火薬はその後、13世紀にヨーロッパに伝わりました。
そして14世紀になるとイタリアはフィレンツェにて、初の観賞用の花火が誕生しました。
日本では火薬が伝わったのは、1543年の種子島に鉄砲が伝来したと同時に広まりました。
しかし、花火がいつ出来たのかはわかってないようです。
日本で初めて花火を見た人物については伊達政宗か徳川家康だといわれており、こちらも諸説あるそうです。
日本初の花火大会は、1733年に両国にて行われた花火大会で現在の隅田川班日大会の原型だそうです。
とても綺麗な花火ですが、火薬を扱うことから事故もあったようです。
その危険性からか日本では何度か花火禁止令が出されました。
※1648年(慶安元年)、1665年(寛文5年)、1670年(寛文10年)に花火禁止令が発令
歴史を辿ると争いで使用されていたものが、のちに多くの人々を楽しませるものへと変化を遂げていったのですね!
最後に花火は使い方を違えると大変危険なものなので、注意事項に気を付けて遊びましょう!
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