梅雨入りし、雨が降り、ジメジメする日が続いていますね。

時に大切な日の前日に、晴れてほしくて「てるてる坊主」を飾った経験が皆様もあるかと思います。
地方によってはてれてれ坊主日和坊主と呼ぶところもあるそうです。

中国には、そんなてるてる坊主にまつわる、「掃晴娘(さおちんにゃん、そうせいじょ)」という女性が登場するお話があります。

昔々、北京に晴娘という手先の器用で美しい少女がいた。当時の北京は、連日続く大雨により水害が起こり、人々が大いに悩まされていた。晴娘は雨が止むように天に向かって祈りを捧げた。すると、天から声が響き渡り、晴娘にこう語りかけた。
「東海龍王がお前を妃に所望している。お前が妃となるなら雨を止まそう。しかし、ならないのであれば私はこのまま北京を水没させる」
晴娘は北京を水害から守る為にこの言葉を受け入れ、天に消えた。翌日、雨は止み、北京はすっかり晴れ渡った。しかし、晴娘の姿はそこにはなかった。

そして北京の人々は晴娘を偲んで、箒(ほうき)を持った少女の切り絵の人形を軒先に吊るすようになった。

この話が日本に伝わったことがてるてる坊主の由来とされています。
現在では日本ではてるてる坊主を飾る方が、知名度が高いですね。

雨が続いて、お家で過ごす日が多いときは、願掛けと気分転換も兼ねててるてる坊主を作ってみてはいかがでしょうか?

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