スーパーやデパートの食品売り場で、旬なカツオのお刺身などが並び始める時期になりました。

9月~10月にかけて南下し始める鰹を「戻り鰹(カツオ)」と呼びます。
戻り鰹は特に脂がのっており「脂鰹」や「トロ鰹」とも呼ばれており、秋の味覚です。

よく聞く「初鰹」と「戻り鰹」の違いが分からない方もいらっしゃると思います。

鰹は冬から春にかけて移動し、産卵します。春から初夏に育ち盛りのカツオの子どもたちが北上します。(このとき漁獲されたものを初鰹と呼ばれています)
北上して餌を食べ、成長した鰹が戻り鰹になります。

鰹はたんぱく質が豊富で、必須アミノ酸のメチオニンも摂取出来ます。お肌に良い効果があります。

他にも、頭が良くなる成分と言われているDHAも多く含まれています。
鰹は大変優秀な食材でもあるのです。

また、鰹は昔から親しまれており、日本で一番古い物では712年の古事記に「堅魚(かたうお)」という名前で記録が残っています。

そして戦国時代から江戸時代ではカツオ=勝男ということで縁起物でした。

カツオは様々な料理法があります。この秋はカツオを様々な形で楽しんでみてはいかがでしょうか?おすすめです。

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