秋の味覚といえば「サンマ」です。お好きな方も多いと思います。

秋の秋刀魚は「秋刀魚が出ると按摩(あんま)が引っ込む」ということわざがあるほど栄養価が高いです。※按摩とは押したり揉んだりする仕事のこと

サンマを漢字表記にすると「秋刀魚」となりますが、そう表記されるようになったのは大正時代です。

秋に旬を迎えよく獲れること、魚体が細く柳葉型で銀色のため刀に見えることから「秋に獲れる刀のような形をした魚」ということで秋刀魚と表記されるようになりました。

それ以前は「サイラ(佐伊羅魚)」「サマナ(狭真魚)」「サンマ(青串魚)」などで読み書きされていたそうです。

今でこそ大衆に食されていますが、江戸時代後半まで食べる事はなかったそうです。何故なら格が低い魚として扱われていた為、食さず油を取る為だけ消費されていました。

美味しい秋刀魚ですが、ここ近年価格が上がっています。秋刀魚があまり獲れなかったのが原因だそうです。

遠い将来、もしかしたら秋刀魚は高級魚になってしまうかもしれません。
秋の味覚サンマを今のうちに味わってみてはいかがでしょうか。

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