日本には「○○○の日」という様々な記念日が制定されています。記念日を決める際に、旬であることが大切ですが、その次に語呂合わせで決められるケースが多いです。
今回ご紹介する「いわしの日」も例外ではありません。
昭和60年に多獲性魚有効利用検討会(大阪おさかな健康食品協議会)が
「1=い、0=わ、4=し」と読み10月4日をいわしの日に制定しました。
いわしにはことわざがあり「鰯(いわし)の頭も信心から」というものがあります。
意味は「信仰心が深いとどんなのものでも尊く、有難く思える」です。
鰯の頭は苦く、食べずに捨てられており、鰯の頭は「つまらないもの」と例えられていました。他にも鰯の頭は節分の際に、柊の小枝に刺して、魔除けとして戸口に飾る風習があり、このことから、信じればつまらないものでも有り難いものになるとなったようです。
上記でも記載していますが、いわしを感じで書くと「鰯」と魚に弱と書きます。これは鮮度が落ちやすいことと、鰯は小さい魚のため、大きい魚に対して、群れになり身を守ることが語源とされています。
旬の鰯ですが、良い鰯の見分け方は、身が固く太ったものを選ぶと良いそうです。
GoToトラベルキャンペーンで外出への緩和と促進が進んでおりますが、まだコロナ以前のようには気兼ねなく外出を楽しめない部分もあるかと思います。
秋が旬の食材を料理し、お家で美味しくいただくことも秋の楽しみ方の一つではないでしょうか。
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