私たちが普段日常的に目にしている信号機。
信号機にも障害者のための様々な工夫があります。
代表的な信号機をご紹介いたします!
①音響式信号機
信号機が青になったことを視覚障害者に知らせるため、「音響用押ボタン」を機能させると誘導音を出す装置がついている信号機のことです。
音響式信号機には音楽が流れる【メロディ式】と「ピヨピヨ」や「カッコウ」等の音が流れる【擬音式】の2種類あります。
また、音響式ではありませんが青になると「信号が青になりました」・青点滅が始まると「信号が赤になります」等と教えてくれる信号機も登場しています。
②青延長用押ボタン付き信号機
視覚障害者・身体障害者・高齢者等の横断が多い交差点に設置されている信号機で、押ボタンを機能させると歩行者用の青の時間(渡れる時間)を約1.2倍延長することができる信号機です。
また上記両方の機能を持つ信号機もあります。
日々の何気ないことですが、困っている方がいたらお互い様の精神で助け合いたいですよね。
障害をお持ちの方はもちろん、高齢者の方が横断歩道で立ち往生してしまっているような場面にいつ出くわすか分かりません。
普段何気なく通っている道にある信号機ですが、ぜひその機能・役割を知っていただき、いざという時に役立てていただければと思います。
支援員も日々注意しながら歩くよう心掛けたいと思っています!
皆さんの身近にもあるさまざまな信号機。
ぜひ一度注目してみてくださいね!