日本の春といえば桜、毎日のニュースで桜の話題を聞かない日がなくなるほど、3月のニュースは桜が話題になります。
その最中、さくらの日という記念日があるのをご存知でしょうか？

さくらの日とは、1992年(平成4年)に「日本さくらの会」が制定した記念日で、毎年3月27日がさくらの日となります。

日本さくらの会とは、1964年(昭和39年)の東京オリンピックをきっかけに結成された組織です。
当時は急激な開発などで、環境破壊が深刻化していた時期で、特に河川敷の木々が衰退するなど、桜の木が減ってしまう状況にありました。
そこで全国各地の桜の木を保護し、また桜を通じて国際親善を図りました。
この活動の中で「さくらの日」を制定し、桜について知ってもらうきっかけとしたそうです。

東京らしい桜を楽しむなら「千代田のさくらまつり」はいかがですか？
皇居の西側・千島ヶ淵の遊歩道が、700ｍに渡って桜色に染まり、しかも千島ヶ淵は、ボードがあるためお堀から桜を楽しむこともできます。
例年ライトアップも行われているため、仕事帰りに夜桜見物というのも素敵ですね。

千代田の桜まつりは例年さくらの日である3月27日前後から10日程度の日程で開催されます。
「さくらの日」をきっかけにして、さらにお花見やイベントなどで桜に親しみたいものですね。