皆さんは「かまくら」を作ったことがありますか?
今年は暖冬ということもあり、雪が積もっていない地域も多いそうですが、今回は冬だからこそのかまくらについて書いていきます。

かまくらと聞くと、ただただ雪で作られた小屋を連想しますが
秋田県や新潟県などの降雪地帯では伝統行事のことだそうです。

雪で作った家の中に祭壇を設けて、農耕につながる火や水に対し感謝し水神を祀る行事です。
秋田県横手市のかまくらにおいては450年の歴史があるそうです

かまくらの語源は、形が竈(かまど)に似ていた為「竈蔵(かまどくら)」や神の御座所「神座(かみくら)」が変わったものなど諸説あります。
他には「鎌倉大明神を祀ったから」や「鎌倉権五郎景政を祀ったという信仰から」や「鳥追い歌の歌詞から」と様々な説があります。

かまくらに入ったことのある方ならわかると思いますが、かまくらの中というのは意外と暖かいですよね?
それはなぜかというと、三つ理由があります。

一つ目は構造です。
かまくらの出入口は一か所で風が入りにくい風下にあります。
風下に出入口を作ることで、外の冷気が遮られ、中の七輪などの熱で暖められた状態を保つことが出来るそうです。

二つ目は雪の性質です。
意外にも、雪には断熱効果があります。
雪の中には空気が多く含まれています。
空気は熱を伝えにくい性質をもっているため、熱を遮断し、暖かい空気を逃がさないようになっています。

三つ目は錯覚です。
錯覚といっても、大層なことではなく外に比べれば暖かいという意味です。

かまくらをメインにした様々な祭りもあります。
冬、敢えてかまくらを楽しむために降雪地帯に旅行するのも良いですね。

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