9月になりましたが、まだ8月の暑さを感じる日もありますね。暑さが残る現象のことを「残暑」と呼びます。

夏バテや熱中症にはまだまだ気を付けなければいけません。

厳密に残暑とは、立秋を過ぎても残る暑さのことで立秋(8月7日)から処暑(8月23日)までとされています。

俳句には残暑という言葉を使ったものがあります。「草の戸の残暑といふもきのふけふ」(作:高浜 虚子氏)です。「草の戸」とは本来「草の庵の戸」という意味ですが、転じて「簡素なわびしい住居」として自分の家を謙遜するときによく使われる言葉です。

他にも残暑にまつわる俳句があります。こちらも高浜虚子氏の俳句で「よべの月よかりしけふの残暑かな」という俳句があります。昨夜の月は秋を感じさせたのに今日は残暑で暑いという意味です。

そして「残暑」というワードはメールやビジネス文書などの挨拶文にも使われることがあります。
立秋を過ぎましても残暑厳しき折ですが、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」と相手の安否を気遣う内容です。

私達にとって残暑は好まれるものではありませんが、稲作にとっては良い天候です。逆に早冷は不作の原因の一つだそうです。

季節の変わり目で体調を管理するのが難しいですが、自身の体調と相談しながら安全に良い秋を迎えてください。

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